学校では教えてくれない「meet」と「meet with」の違い

今回は学校では教えてくれない「meet」と「meet with」の違いについて、使い分け方と合わせてご紹介します。

「meet」と「meet with」の違い

「see」と「meet」の違いについては学校で習いますが、「meet」と「meet with」の違いは学校で教わる内容ではないので、正直、受験には役に立たない知識かもしれません。

「meet」と「meet with」は全然意味が違うか?というと、実は、大きな違いはありませんが、ネイティブはしっかり使い分けています。

特にビジネスメールではしっかり使い分けされています。私も初めて「meet with」を目にしたのは英語のビジネスメールでした。それ以来、気をつけてみていると、ネイティブはちゃんと使うべきところで「meet with」を使っていることに気がつきました。

「with」があるのとないのとでは、「会う」という意味のニュアンスがビミョーに違ってきます。この機会にぜひ覚えてみましょう!

「meet」の意味と使い方のおさらい

「meet」ミート)(※太字のところにアクセントがきます。)は、自動詞(※目的語を必要としない動詞)と他動詞(※目的語を必要とする動詞)の両方の使い方があり、「会う」という意味で使われるときは主に、次の意味で使われます。

【自動詞と他動詞で同じ意味】

※「自」は「自動詞」、「他」は「他動詞」

【話合い等をするために約束をして】会う Let’s meet for lunch this Friday.

今週金曜日会ってお昼をご一緒しましょう。

I will meet you by the reception.

受付でお会いしましょう。

【偶然】会う We met in the cafe last Sunday.

私たちは先週土曜日カフェで会いました

I met Jim on the bus this afternoon.

今日の午後ジムとバスで会いました

【紹介されて初めて】会う We first met at John’s party.

私たちはジョンのパーティーで初めて会いました

Nice to meet you.

お会いできて嬉しいです。(初めまして。)

【自動詞のみ】

話し合うために集まる、(会が)開かれる
(【複数の人が一箇所で】会う)
The committee meets every Wednesday.

委員会は毎週水曜日に開かれます

【他動詞のみ】

(人)を出迎える
(【迎えに行って】会う)
Tom met us at the airport.

トムは空港で私たちを出迎えてくれました

「会う」以外の「meet」の意味でよく使われるもの

おまけとして、「会う」という意味が高じた「会う」以外の「meet」の意味も合わせてご紹介しておきます。

こちらは受験でもよく出題される意味になります。

対戦する Western and eastern armies finally met in the battlefield at Sekigahara.

西軍と東軍が関ケ原の戦場でいよいよ対戦した

In the final, England will meet Australians.

決勝では、イングランドがオーストラリアと対戦する

交わる、接触する The two roads meet at north of Beverly Hills.

この2本の道路はべバリーヒルズの北で合流する

My hand met hers under the table.

テーブルの下で僕の手が彼女の手に触れた

(要求)を満たす Could you manage to meet the deadline?

締め切りになんとか間に合わせられますか

(困難等)に遭う Africans met prejudice over hundred years.

アフリカ人は数百年にわたり偏見に遭ってきた

とくに、赤字の「(要求や条件)を満たす」という意味の「meet」は日常でもよく使われますし、受験の読解問題ではよく目にしますので覚えておくことをおすすめします。

イメージですが、「meet」には、両者がある一点に向かっていき、「会う」感じになります。

「meet with」の意味と使い方

「meet」の意味と使い方をおさらいしたところで、「meet with」の意味と使い方についてみていきましょう。

「meet with」は、動詞句うしろに「人」「もの」がきます。

「人」がうしろにくるときは、「(打ち合わせ等をするために)(人)に会う」という意味で使われます。

例文

He met with the president of the company last Friday to discuss the new project.

先週金曜日、彼は新たなプロジェクトについて話し合うために会社の社長と会った

「もの」がうしろにくるときは、「(もの)を経験する味わう」「(不幸など)に遭遇する」という意味で使われます。

例文

Our hard work at the negotiation finally met with some success.

交渉における私たちの努力がようやく成功した

He met with his death in 2009.

彼は2009年に亡くなった

「meet」と「meet with」の使い分け

「meet」と「meet with」の意味と使い方をみてきましたが、英語はどうしてこう一つの単語に色んな意味や使い方があるんでしょうね笑

「meet」の意味と使い方のおさらいでご紹介した意味はすべて、とてもよく使われる意味なので、頭に入れておくことをおすすめします。

ぜひ覚えておいたほうがいいと思うものについては、赤字にしておきましたので、この機会にあわせて覚えてしまうといいと思います。

それでは、いったいどんなときに「meet」と「meet with」の使い分けが必要なのでしょう?

それは、「話し合い等をする目的で会うとき」です。

つまり、ビジネスの場面で多くなりますが、「打ち合わせ等をするために会う」ときには、「meet with」を使うのが一般的です。

ここまで読んできて鋭いあなたなら、「meet」にも「話し合いをするために会う」という意味があるのに、なぜわざわざ「meet with」を使うの?と思われているかもしれません。

実に、いい質問です笑

先にご紹介しましたが、これだけ「meet」にたくさんの意味があると、ネイティブでもいったいどの意味で使われているんだろう?ということになります。

そこで、分かりやすく、ただ会うのではなく、「話し合いをするために」会うということを伝えるために「meet with」が使われます。

また、「meet」の場合は、どちらかというと「会う」行為そのものに焦点が絞られますが、「meet with」の場合は、「会う」行為よりも「会って話し合うことに重きがおかれます。

例文

I look forward to meeting you at your office.

あなたのオフィスでお会いできるのを楽しみにしております。

I look forward to meeting with you at your office.

あなたのオフィスでお打ち合わせさせていただくのを楽しみにしております。

いかがですか?「with」があるのとないのとでは、ちょっとした違いですが、結構ニュアンスが違ってきますよね。

そういうわけで、会って一緒に仕事をすることが多いビジネスの場面では、「meet with」が一般的によく使われるんですね。

以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今後、取り上げて欲しい表現等がありましたら、お問合せフォームからぜひお送りくださいね。

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