英語で「気にしないで」は3つの表現でビジネスでも大丈夫って本当?

相手から謝られたとき、相手からのお願い事を引き受けたとき、相手が失敗して落ち込んでいるときなど、色々な状況で使いまわしができる「気にしないで」の英語表現を3つご紹介します。

「気にしないで」の英語表現はたくさんありますが、ビジネスやメールでも使える丁寧な言い方「お気になさらずに」の英語表現もあわせてご紹介します。

使いまわせる「気にしないで」の英語表現3選

No worries

(ウォーリーズ)

No problem

ー プブレム)

Don’t worry about~

ント ウォーリー アウト)

英語で「気にしないで」「お気になさらずに」というときは、この3つの表現を覚えておけば、色々な状況に対応できます。




なぜ、3つの表現だけ覚えればいいのか知りたい場合は、こちらもぜひ、お読みくださいね。

「英単語」はたくさん覚えるよりも大切なことがある?!

No worries(気にしないで、心配ない)

ウォーリーズ)

「worry」ウォーリー)は、「心配事」という意味の名詞です。

「No worries」は、「worry」の前に否定語「No」をつけて、「worry」を複数形「worries」にした表現で、「心配ない、気にしないで」という意味でとてもよく使われます。

例文はあとでまとめてご紹介します。

No problem(問題ない、気にしないで)

ー プブレム)

「problem」(プブレム)は、「問題」という意味の名詞です。

「No problem」は、「problem」の前に否定語「No」をつけて、「問題ない、気にしないで」という意味でとてもよく使われます。




「No worries」と「No problem」の違い

「No worries」と「No problem」は、同じ意味で使い方に違いはありません

違いがあるとすれば、アメリカでは「No problem」がよく使われ、「No worries」はほとんど使われません。

イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでは「No worries」がよく使われ、「No problem」はあまり使われません。

なので、これら以外の国で英語を使っているときは、どちらを使っても大丈夫です。

東京にある米国系の事務所で働いていたときは、「No worries」はほとんど聞いたことやメールで見たことがありませんでした。

英国系の事務所で働いていたときは、「No problem」という意味で「No worries」が使われていました

英国系の事務所にはアメリカ人もいましたが、しばらくすると、彼らも「No worries」を使うようになっていました。「郷に入っては郷に従え」ですね笑




なんで「No worries」の「worry」は複数形なのに、「No problem」の「problem」は単数形なの?

「worry」も「problem」も、どちらも名詞なのに、「No」のうしろが、「worry」のほうは複数形になって、「problem」は単数形のままなんて、本当に英語って面倒ですよね笑

面倒ですが、ちょっと解説しておくと、「No+名詞」の場合、うしろの「名詞」が可算名詞(※数えられる名詞)のときは、「名詞」は、単数形でも、複数形でも、文法的にはどちらも正解です。

ますます面倒です笑

使い方の違いは、文脈から考えて、1つしかないと思われるものの場合は「単数形」たくさんあると思われるものの場合は「複数形」になります。

分かりやすく、例をあげて解説しますね。

ルーシーには「友達がいない」という場合には、「友達」はたくさんいるのが普通なので、

Lucy has no friends.

と、「no+名詞」の「名詞」は複数形になります。





一方、ルーシーには「彼氏がいない」という場合には、「彼氏」は通常はひとりなので、

Lucy has no boyfriend.

と、「no+名詞」の「名詞」は単数形になります。

「気にしないで」というときに、「No problem」のほうは、対象となる行為が特定されてひとつの行為を指して、その行為が「問題」ではないという言い方になっています。

「No worries」のほうは、色々気にかける「心配事」がたくさんあるという前提で、「worry」が複数形になって、「心配事はひとつもありませんよ」という言い方になっています。

英語のこーゆーところは、本当に面倒ですよね。

短いので、「No worries」「No problem」のフレーズはそのまま覚えてしまいましょう笑

Don’t worry about~(~のことは気にしないで、心配しないで)

ント ウォーリー アウト)






「Don’t worry about~」の「worry」ウォーリー)は、「心配する、気にする」という意味の自動詞です。

動詞の前に否定をあらわす副詞「Don’t」をつけると、「~するな」という意味の命令文になります。

「Don’t worry about」は、直訳すると、「~について(about)」「心配するな(Don’t worry)」という意味で、難しい仕事の依頼や無理なお願いをされたとき、落ち込んでいる相手に対して「~のことは気にしないで」という意味でとてもよく使われます。

断られたり、謝られたりしたときに「気にしないで」を英語で

同僚や友人を食事に誘ったけど断られた、仕事で取引先がミスをして謝罪してきたときなどに「気にしないで」「お気になさらずに」というときも、先にご紹介した3つの表現で大丈夫です。

例文

Tom:  Are you free for lunch today?

ー フー フォー ンチ トゥ

今日お昼予定ある?




Lucy:  Actually, I have a lunch meeting today.

クチャリ ブ ア ンチ ーティング トゥ

実は、今日ランチミーティングなの。

Tom:   No worries.

ウォーリーズ

そっか(気にしないで)

No problem.

ー プブレム

そっか(気にしないで)

※上の例文のように、誘いが断られた場合は、「Don’t worry about~」は使いません。

例文

Tom:   My sincere apologies for sending you the wrong file.

イ シンア アロジーズ フォー ンディング ユー ザ ング ファイル

間違った添付をお送りして申し訳ありませんでした。

Lucy:   No worries.

ウォーリーズ

お気になさらずに

No problem at all.

ー プブレム ット ール

お気になさらなくて全然大丈夫です

Please don’t worry about it.

ーズ ント ウォーリー アウト ット

どうぞお気になさらずに





※ビジネスで使う場合は、「No problem」のうしろに、「全然」という意味の「at all」をつけて、「No problem at all」というと、相手の気持ちをより配慮できる表現になります。

「Don’t worry about~」は命令文になるので、ビジネスで使うときは「Please」を前につけることをおすすめします。

お願いごとを引き受けたり、お礼を言われたときに「気にしないで」を英語で

同僚や友人にお願いされたコピーの仕事を引き受けたり、コピーした書類を手渡したときにお礼を言われたときなどに「気にしないで」「お気になさらずに」というときは、「No worries」や「No problem」を使います。

例文

Tom:  Would you mind making ten copies of this document?

ジュインド イキング ピーズ キュメント

この書類のコピーを10部お願いしてもかまいませんか。




Lucy:   No worries.

ウォーリーズ

もちろん、大丈夫です

No problem.

ー プブレム

もちろん、いいですよ

※上の例文のようにお願いごとを引き受ける場合は、「いいですよ。全然大丈夫です」の意味で使われます。

例文

Tom:  Thank you for the copy.

キュー フォー ザ ピー

コピーありがとう。

Lucy:   No worries. 

ウォーリーズ

どういたしまして

No problem.

ー プブレム

どういたしまして

※上の例文のようにお礼をいわれた場合は、「どういたしまして」の意味で使われます。

失敗やミスをして落ち込んでいる相手や不安がっている相手に「気にしないで」を英語で

仕事でミスや失敗をして落ち込んでいたり、プレゼンの前で不安がっている同僚や友人を励ます意味で「気にしないで」「お気になさらずに」というときは、「Don’t worry about~」を使います。





例文

Tom:   I can’t believe we lost the bid.

キャント ビーブ ウィ スト ザ ッド

入札で負けたなんて信じられないよ。

Lucy:  Don’t worry so much about it.

ント ウォーリー トゥッチ アウト ット

そんなに気にしないで

We have another bid coming next month.

ウィブ アザー ッド ミング クスト ンス

来月また別の入札があるわ。

※「so much」は、「非常に、とても」という意味の副詞です。「not so much」で、「それほど~ない」という意味になります。

例文

Tom:   I’m getting nervous for the presentation.

イム ッティング ーバス フォー ザ プレゼンイション

プレゼンのことで緊張してきた。




Lucy:  Don’t worry about it

ント ウォーリー アウト ット

大丈夫よ(心配ないわ)

You will do just fine.

ウィル  ドゥジャスト ファイン

あなたらな上手くやれるわ。

気を遣ってこちらがしたことに対して「気にしないで」を英語で

こちらが気を利かせてした行為にたいして「気にしないで」「お気になさらずに」というときは、「No worries」や「Don’t worry about~」を使います。

「No problem」は使いません。

例文

No worries about the drinks and snacks for the coffee break. 

ウォーリーズ アウト ザ ドンクス ンド スックス フォー ザ フィ ブイク

コーヒーブレイクで出す飲み物と軽食のことはお気になさらずに

We already arranged for them.

ウィー オールディー アインジド フォー

こちらで手配済みです。 





例文

Please don’t worry about the ticket. 

ーズ ント ウォーリー アウト ザ ティケット 

チケットのことはどうぞお気になさらずに

We have one for you.

ウィン フォー ユー

あなたの分はあります。

※上の例文の「No worries about」と「Don’t worry about」は、入れ替えて使っても大丈夫です。

「Never mind」や「Don’t mind」は「気にしないで」という意味じゃない?!

和製英語の代表ともいえる「ドンマイ」(Don’t mind)は、失敗したり落ち込んだりしている相手に対して「気にしないで」という意味で、日本語では使われています。

同じような状況では、英語では「Don’t mind」は使わずに、「Don’t worry about it」や「No worries」という表現を使うことを説明してきました。





「Don’t mind」と「Never mind」は、日本人が意味や使い方を勘違いしている英語表現のひとつですので、本当の意味と正しい使い方について簡単に解説しておきますね。

「Never mind」の本当の意味と正しい使い方

「Never mind」バ― インド)は、「気にする」という意味の自動詞「mind」の前に、「絶対~ない」という否定の副詞「never」をつけた命令文です。

命令文なので、「Never mind」は、直訳すると、「絶対に(never)」「気にするな(mind)」という意味になります。

「Never mind」は、確かに「気にしないで」という意味ですが、自分の言ったことを撤回して「なんでもない!」という意味で使います

あなたが思っていた使い方と全然違いますか?笑






例文

Tom:   Have you seen my car key?

ブ ユー ーン

俺の車の鍵みなかった?

Lucy:   Isn’t it on the table?

ズント ット ン ザ イブル

テーブルにない?

Tom:  Never mind.

バ― インド

なんでもない

I just found it in my bag.  

ジャスト ファウンド ット ッグ

かばんにあった。

謝られたときや断られたときに「Never mind」を使うと、「気にしないで」という意味ではなく、前に言ったことを撤回することになるので「(あなたにお願いしたのが悪かった)もう結構です」と、期待を裏切られたことを伝えるようなニュアンスになります。

ビジネスで使ったらアウトな表現なので気をつけてくださいね。

例文

Tom:  We are truly sorry for misunderstanding your request.

ウィー アー トゥーリ ーリー フォーミスアンダスンディング ア リクスト

ご依頼内容を勘違いしており誠に申し訳ございませんでした。

Lucy:  Never mind.  

バ― インド

結構です

We already asked another company to take care of this.

ウィー オールディ スクト アザー ンパニー トゥ イク

本件については別の会社にすでに依頼しました。





「Never mind」の正しい使い方は、「さっき(前に)言ったことは気にしないでね」というときと覚えておきましょうね。

「Don’t mind」の本当の意味と正しい使い方

「Don’t mind」は、「Never mind」と同じく、「気にする」という意味の自動詞の前に、否定語「don’t」がついた命令文で、直訳すると、「気にするな」という意味です。

「Don’t mind」は、そのままの命令文のかたちで、相手に対して「気にするな」という使い方はしません。

「Don’t mind」の正しい使い方は、主語を「私(I)」にして、「I don’t mind」という使い方をします。

「I don’t mind」は、直訳すると、「私は(I)」「気にしません(don’t mind)」という意味になります。

「I don’t mind」は、「どちらでもいい」という意味で使われます。

「mind」は自動詞だけでなく、他動詞の意味もあります。「~するのを気にしない」というときは、「mind」のうしろに「動詞+ing」の動名詞を使って、「~してもかまわない」という意味で使われます。





もうひとつよく使われる使い方は、主語を「あなた(You)」にして、「もし~なら」という意味の接続詞「if」をつけて、「If you don’t mind」という使い方をします。

「If you don’t mind」は、直訳すると、「もし(If)」「あなたが(you)」「気にしないなら(don’t mind)」という意味になります。

「If you don’t mind」は、「もしよかったら」「差し支えがなければ」という意味で使われます。

例文

I don’t mind arranging the weekly meeting.

ント インド アインジング ザ ウィークリー ーティング

毎週の定例会議の調整をしても構いません

Could I borrow a light, if you don’t mind?

ッド ロー ア イト フ ユー ント インド

よかったら火をかしてもらえますか。





「Never mind」と「Don’t mind」の意味と使い方は勘違いしている日本人が多いので、この機会に正しい意味と使い方をぜひマスターしてくださいね。

「気にしないで」「お気になさらずに」の3つの英語表現を覚えて、あなたも早速、使ってみてください。

以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今後、取り上げて欲しい表現等がありましたら、お問合せフォームからぜひお送りくださいね。

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