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自己紹介

英語の自己紹介は5ステップでOK?ビジネスやメールで使える例文

 

ビジネスやメールですぐに使える、英語で自己紹介をするときの会社名や部署名、役職名の書き方を含むテッパン表現についてご紹介します。

英語の自己紹介のメールやレターで書く内容は?

 

英語で自己紹介のメールやレターでは、次のことを書くのが一般的です。

 

1.宛名を書く

2.名乗る(自己紹介)

3.メールアドレスを知った経緯(適宜)

3.以前に会ったことがあればそのときのこと(適宜)

4.メールの目的

5.結び

 

一つずつ解説していきますね。



宛名を書く

使うのはこれ!

「Dear Mr. / Ms.~,」

ディスター / ズ)

 

 

「親愛なる」という意味の形容詞「Dear」をつけて、男性宛なら「Mr.」、女性宛なら「Ms.」をつけて、姓名を書きます。

 

人だけでなく、会社の部署宛のときにも「Dear」をつけます。

 

最後に「カンマ(,)」をつけるのを忘れないようにします。

 

Dear Mr. Smith,

スミス

 

Dear Customer Support,

カスタマーサポート御中

 

自己紹介の前のワンクッション「書き出し」

使うのはこれ!

「By way of introduction, ~」

ウェブ イントロクション)

 

「I hope that this email finds you well」

ープ ット ーメイル ファインズ ユー ウェル)

 

 

「By way of introduction,~」は、「自己紹介として」「自己紹介しますと」という意味です。




「by way of~」は、「~の手段として」「~のために」という意味の副詞句です。

 

「introduction」は、「紹介」という意味の名詞です。

 

かなりフォーマルな言い方ですが、「My name is~」や「I am ~」といきなり名乗る前に、「By way of introduction,」を入れると、「あ、初めての人からのメールだな」とすぐに分かります。

 

社内でも社外でも使える表現です。

 

I hope that this email finds you wellは、「お元気でお過ごしのことと思います」「ご健勝のことと存じます」という意味です。

 

社内メールや友人宛のメールの場合、カジュアルに「Hope this email finds you well」と書き出すこともよくあります。

 

日本語メールの書き出し「お世話になっております」「お疲れさまです」と同じニュアンスで、英語の書き出しでワンクッションいれるときによく使われる表現です。

 

「this email finds you well」は、主語が「人」ではなく「モノ」になっているのでちょっと聞き慣れない表現かもしれません。

 

「I hope that this email finds you well」は、言い換えると、「このメールがお手元に届くとき、あなたの調子がいいことを祈ります」という意味です。



英会話のときの自己紹介の前のワンクッション

使うのはこれ!

「I don’t believe we have met before」

ント ビーブ ウィット ビフォー)

 

「I don’t think we have been formally introduced」

ント ンク ウィフォーマリー イントロデューストゥ)

 

 

英会話で自己紹介をするときにも、いきなり「My name is~」と自己紹介をするよりも、ワンクッション入れることが多いです。

 

「~と思わない」という意味の「I don’t think」や「I don’t believe」を使って、自己紹介に入る前に、「以前にお会いしていませんでしたよね?」というニュアンスの表現を入れます。

 

例文

Hello, I don’t believe we have met before

ー ント ビーブ ウィット ビフォ

こんにちは、初めてと存じます。

 

I’m John Smith, from the Accounting.

イム ジョミス フム ジ アウンティング

経理のジョンスミスと申します。




例文

 I don’t think we have been formally introduced.

ント ンク ウィフォーマリー イントロデューストゥ

まだキチンとした形ではご紹介頂いていないと思います。

 

My name is John Smith. 

マイ ネイム イズ ジョン スミス

ジョンスミスと申します。

 

It’s a pleasure to meet you.

イッツ ア プレジャー トゥ ミー チュー

お会いできて光栄です。

 

英語で「自己紹介」「My name is~」は使わない?!

使うのはこれ!

I’m 役職 of 会社名

I work in 部署名 at 会社名

 

 

前置きが少し長くなりましたが、いよいよ自己紹介です笑

 

ビジネスメールの場合には、あなたの名前が直接メールの内容に関係する場合を除いて、「My name is~」と始めるのはおすすめしません

 

逆に、仕事の募集を見て応募する場合には、「My name is~」と始めたほうがいいと言えます。

 

ビジネスメールの場合には、あなたがどんな「会社」のどんな「役職」の立場でメールを送っているのかを明らかにするほうが重要になります。




「役職」が特にまだないような会社員の場合には、どの部署で働いているのか「部署名」を述べます。

 

主な役職名と部署名はつぎのとおりです。

【役職名】

取締役会長 chairman チェアマン
取締役社長 president ジデント
最高経営責任者 CEO
chief executive officer
シーイーオー
ーフ エグクティブ フィサー
最高財務責任者 CFO
chief financial officer
シーエフオー
ーフ フィンシャル フィサー
副社長 vice president イス プジデント
取締役 director ディクター
監査役 auditor ーディタ―
部長 general manager ジェネラル ニジャー
課長 manager ニジャー

 

【部署名】

「部」をあらわす「department」(ディパートメント)は省略されることが多いので省略しています。

人事部 HR
Human Resources
エイチ アー
ヒューマン リーシズ
経理部 Accounting
Finance
ウンティング
ファイナンス
営業部 Sales セイルズ
企画部 Planning ンニング
総務部 General Affairs ジェネラル アフェアーズ
法務部 Legal ーガル
広報部 PR
Public Relations
ピー アー
ブリック リイションズ
研究開発部 R&D
Research and Development
アー アンド ディー
ーチ ンド デロップメント

 

自己紹介をするときには、あなたがどのような立場でメールを送っているのかを述べるのがポイントです。




例文

I hope this email finds you well.

お世話になります

 

I’m the marketing manager of XYZ Company.

私は、XYZ社のマーケティング部長をしております

 

例文

By way of introduction, I work in legal at XYZ Company.

自己紹介しますと私はXYZ社で法務の仕事をしております

 

メールアドレスを知った経緯を伝える(適宜)

 

知らない人からいきなりメールが来たら誰でも不信に思いますよね。

 

相手に不信感を抱かれないように、特にビジネスメールでは、メールアドレスを知った経緯についても可能な範囲で述べておくことをおすすめします。

 

例文

I noticed your email address on the open marketing position posting on Indeed.

インディードに掲載されているマーケティング人材の募集欄であなたのメールアドレスを見つけました。




I received your email address from a colleague of mine who worked with you on the Indonesian project last year.

昨年のインドネシアのプロジェクトであなたとご一緒した同僚からあなたのメールアドレスを教えてもらいました

 

以前に会っていればその場面を伝える(適宜)

 

ビジネスではたくさんの人と一度に名刺交換をすることもよくあります。名前を聞いただけでは誰だかピンとこないことも日常茶飯事です。

 

特に名刺交換をした相手に初めてメールを送る場合には、以前に、どこで会ったのか伝えるとその後の流れがスムーズになりますので、可能な範囲で伝えることをおすすめします。

 

例文

You may remember me, we met each other last month at the Chrysler Sales convention in Milan.

覚えていらっしゃればと存じますが、先月ミランで行われたクライスラーのセールスコンベンションでお目にかかりました

 

I saw your presentation at the conference in London last week.

先週ロンドンで開かれたカンファランスであなたのプレゼンを拝見しました




自己紹介のあとに英語で「メールの目的」の伝え方

使うのはこれ!

「I am writing this email~」

イティング ーメイル)

 

「The purpose o this email is~」

(ザ ーパス ーメイル イズ)

 

 

自己紹介のあとは、メールを送っている目的について簡単に述べます。

 

メールの目的を書くときの書き出しとしてよく使われるのが「このメールを書いているのは」という意味の「I’m writing this email」と、「このメールの目的は」という意味の「The purpose of this email is」です。

 

これに続く表現としてよく使われるのは、「~に関して」という意味の「in regards to~」ン リーズ トゥ)と「concerning~」「コンーニング」です。

 

お願いしたいことがあってメールを送っているときには、丁寧な依頼の表現「~していただけないかと思って」という意味の副詞節「as I was wondering if you could~」副詞句「to see if you could~」を使って、依頼内容を伝えます。




例文

I am writing this email as I was wondering if I could get in contact with you to learn more about the position and find out how I may apply.

募集されているお仕事についてもう少しお話しを伺うのと、応募方法についてお聞きできないかと思いメールをお送りしております

 

I am writing to you as I thought you might be able to help me with my job search.

就職活動のお手伝いをしていただけないかと思いメールをお送りしております

 

I am writing this email in regards to our service we discussed at the meeting the other day.

先日の会議でお話しした弊社業務についてメールをお送りしております

 

The purpose of this email is to ask some questions about your new software applications to be sold next week.

来週発売されるソフトウェアアプリの新商品について何点かご質問させていただきたくメールしております

 

結び

使うのはこれ!

「I look forward to hearing back from you soon」

ック フォーワード トゥ アリング ック フム ユー ーン)

 

 

最後は、「お返事お待ちしております」という意味の「I look forward to hearing back from you soon」で結びます。

 

「look forward to~」は「~を楽しみにしている」という意味のイディオムです。




「look forward to」の「to」は前置詞になるので、うしろには名詞がきます。

 

なので、「look forward to」のうしろに動詞がくるときには、動詞は必ず「動名詞」(※動詞+ing)のかたちになります。

 

英語のメールやレターでは必ず、結語で結びます。

 

フォーマルな結語は次の3つになります。

  • Kind Regards,
  • Sincerely,
  • All the Best,

 

結語のあとには「カンマ(,)」を忘れないようにします。

 

自己紹介の例文

 

ご参考までに、自己紹介の英語メールの例文をご紹介します。




Dear Mr. Smith,

スミス様

 

By way of introduction, I’m in sales of Company XYZ.

自己紹介申し上げますと、私はXYZ社の営業をしております。

 

I received your email address from a colleague of mine who worked with you on development of the new software.

ソフトウェアの新商品開発であなたとご一緒した同僚からあなたのメールアドレスを教えてもらいました

 

I am writing to you as my colleague suggested that you might be able to give us some advice in regards to sales of the new software.

私の同僚によると、ソフトウェアの新商品のセールスについてスミス様にアドバイスいただけるかもしれないとのことでしたのでメールをお送りしております

 

I would be grateful if we could meet sometime next week to discuss our business in details. 

来週のどこかで直接お会いして、弊社のビジネスついて詳しくご説明させていただければと存じます。

 

Apologies for the short notice, but it would be much appreciated if you could let us know your availabilities next week.

直前のお願いで申し訳ありませんが、来週のご予定をお知らせいただけますと幸いです。

 

I look forward to hearing back from you soon.

お返事お待ちしております。

 

Sincerely,

敬具

 

Tom

トム

 

以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

今後、取り上げて欲しい表現等がありましたら、お問合せフォームからぜひお送りくださいね。