英語で、カレンダーの日付の数字の正しい読み方についてご紹介します。
英語の日付の数字の読み方は、序数(※順番を表す数字表記)ですが、序数のときにつける定冠詞「the」をつけるのか、つけないのか、「1日」「21日」はどう読むの?といった細かい点まで徹底解説します。
英語の日付表記はたくさんありますが、正式な表記方法は3種類です。英語の日付の書き方についてはこちらで詳しく解説していますので、よかったら合わせてお読みくださいね。
英語の日付の読み方の基本
日付の読み方の基本はこれ!
日付の数字の読み方は「序数」
「the」はイギリス式の読み方のときだけつける
まず、カレンダーの日付の数字を英語で読むときの基本ですが、英語で日付を読むときは、「序数」を使います。
中学校や高校の英語では、「序数」の前には定冠詞「the」をつけること!と習います。
(アレ?忘れちゃいましたか?笑)
日付を英語で読むときは、アメリカ式の読み方では「the」はつけません。
イギリス式の読み方のときだけ「the」をつけます。
ご参考までに、各日にちの序数詞の書き方と読み方をのせておきますね。
「ファースト」「セカンド」「サード」の読み方になるのは、「1日」「2日」「3日」「21日」「22日」「23日」「31日」だけです。
「11日」「12日」「13日」は、普通に、「th」をつけた読み方になります。
本当に、ややこしいですよね。
英語の日付の読み方の覚え方のおすすめは、「10代は別!」(思春期は特別ですからね笑)です。
※【読み方】の太字のところにアクセントがきます。
| 【日にち】 | 【書き方】 | 【スペル】 | 【読み方】 |
| 1日 | 1st | first | ファースト |
| 2日 | 2nd | second | セカンド |
| 3日 | 3rd | third | サード |
| 4日 | 4th | fourth | フォース |
| 5日 | 5th | fifth | フィフス |
| 6日 | 6th | sixth | シックスス |
| 7日 | 7th | seventh | セブンス |
| 8日 | 8th | eighth | エイス |
| 9日 | 9th | ninth | ナインス |
| 10日 | 10th | tenth | テンス |
| 11日 | 11th | eleventh | イレブンス |
| 12日 | 12th | twelfth | トゥウェルフス |
| 13日 | 13th | thirteenth | サーティーンス |
| 14日 | 14th | fourteenth | フォーティーンス |
| 15日 | 15th | fifteenth | フィフティーンス |
| 16日 | 16th | sixteenth | シックスティーンス |
| 17日 | 17th | seventeenth | セブンティーンス |
| 18日 | 18th | eighteenth | エイティーンス |
| 19日 | 19th | nineteenth | ナインティーンス |
| 20日 | 20th | twentieth | トゥウェンティエス |
| 21日 | 21st | twenty-first | トゥウェンティファースト |
| 22日 | 22nd | twenty-second | トゥウェンティセカンド |
| 23日 | 23rd | twenty-third | トゥウェンティサード |
| 24日 | 24th | twenty-fourth | トゥウェンティフォース |
| 25日 | 25th | twenty-fifth | トゥウェンティフィフス |
| 26日 | 26th | twenty-sixth | トゥウェンティシックスス |
| 27日 | 27th | twenty-seventh | トゥウェンティセブンス |
| 28日 | 28th | twenty-eighth | トゥウェンティエイス |
| 29日 | 29th | twenty-ninth | トゥウェンティナインス |
| 30日 | 30th | thirtieth | サーティエス |
| 31日 | 31st | thirty-first | サーティ―ファースト |
英語の日付の読み方はイギリス式とアメリカ式の2種類!
読み方はこれ!
アメリカ式:「月、日」
イギリス式:「日 of 月」
例 2018年4月10日
| 日付表記 | 日付の読み方 | |
| アメリカ式 (月、日) |
April 10, 2018 | April tenth twenty eighteen
エイプリル テンス トゥウェンティ エイティーン
April tenth two thousand eighteen エイプリル テンス トゥ サウザンド エイティーン |
| April 10th, 2018 | ||
| Apr 10, 2018 | ||
| 4/10/18 | ||
| 4/10/2018 | ||
| 4-10-18 | ||
| 4-10-2018 | ||
| 4.10.18 | ||
| 4.18.2018 | ||
| イギリス式 (日 of 月) |
10 April 2018 | the tenth of April twenty eighteen
ザ テンス オブ エイプリル トゥウェンティ エイティーン
the tenth of April two thousand eighteen ザ テンス オブ エイプリル トゥ サウザンド エイティーン |
| 10th April 2018 | ||
| 10 Apr 2018 | ||
| 10/4/18 | ||
| 10/4/2018 | ||
| 10-4-18 | ||
| 10-4-2018 | ||
| 10.4.18 | ||
| 10.4.2018 |
※「年」の読み方が2種類ありますが、「月日」の読み方は、アメリカ式、イギリス式、それぞれひとつずつの読み方です。
アメリカ式もイギリス式も、日付の書き方は色々ありますが、日付の読み方はひとつです。
つまり、どんな日付の書き方がされていても、読み方は全部同じです。
なので、日付の読み方は、アメリカ式ひとつと、イギリス式ひとつの2種類だけです。
日付の読み方は、統一されていて覚えやすいですよね。
序数詞の前には定冠詞「the」をつけるのが英文法では決まっていて、イギリス式の日付表記では「the」をつけて読みます。
でも、アメリカ式の日付表記では「the」は省略されて読みます。
(やっぱり統一されていなくて面倒ですよね。。。)
私流ですが、覚え方は、イギリス式のほうがお堅いので昔ながらの言い方のまま「the」をつける!と覚えましょう。
少し英語の背景をお話しすると、一般的には、アメリカ英語とイギリス英語では、アメリカ英語のほうが「くだけている」英語だといわれています。
アメリカは「人種のるつぼ」(英語では「melting pot」(メルティング パット)(溶けるポット)といいます)といわれるように、色々な民族や国の人が集まった多民族国家なので、ちゃんとした英語を話せる人が少なかったためだと考えられます。
なので、日付の読み方も「the」をちゃんとつけて読む人が少なかったのが、そのまま定着したのではないかなーと思います。
「the」のほかにもうひとつ、アメリカ式とイギリス式の日付の読み方には違いがあります。
イギリス式の読み方では、日にちのあとに前置詞「of」を入れます。
アメリカ式:March 26, 2018
読み方:March twenty-sixth two thousand eighteen(月、日、年)
マーチ トゥウェンティ シックスス トゥー サウザンド エイティーン
イギリス式:26 March 2018
読み方:the twenty-sixth of March two thousand eighteen(日、月、年)
ザ トゥウェンティ シックスス オブ マーチ トゥー サウザンド エイティーン
英語の「年」の読み方
英語で「年」の読み方は、2000年までは、「千の位と百の位」と「十の位と一の位」の半分ずつにして読みますが、2000年以降は、半分ずつの読み方と普通に読む読み方のどちらもあります。
これも意味不明な使い分けですよね。。。苦笑
【2000年まで】
| 【年】 | 【読み方(スペル)】 | 【読み方】 |
| 1700年 | seventeen hundred | セブンティーン ハンドレッド |
| 1908年 | nineteen oh eight | ナインティーン オー エイト |
| 1992年 | nineteen ninety-two | ナインティーン ナインティ トゥ |
【2000年以降】
| 【年】 | 【読み方(スペル)】 | 【読み方】 |
| 2000年 | two thousand | トゥー サウザンド |
| 2005年 | two thousand five twenty oh five |
トゥー サウザンド ファイブ トゥウェンティ オー ファイブ |
| 2011年 | two thousand eleven twenty eleven |
トゥー サウザンド イレブン トゥウェンティ イレブン |
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
今後、取り上げて欲しい表現等がありましたら、お問合せフォームからぜひお送りくださいね。

