英語の日付表記の解説第2弾!
英語の日付を書くときに、曜日、時間、場所をあわせて書く場合に、何から順番に書くのが正解かについて解説します。
複数の日付の表記方法や、「~日から~日まで」と期間をあらわす日付の表記方法についてもご紹介します。
英語の正式な日付表記と正しい日付の読み方については、こちらの記事をご参照くださいね。
英語の日付表記で曜日と時間はどこに入れる?
曜日は日付の前!
アメリカ式:Monday, March 26, 2018
イギリス式:Monday, 26 March 2018
曜日を入れるときは、「カンマ(,)」をつけて、日付の前に必ず入れます。
時間は、日付(曜日があるときは曜日)の前か後、どちらでも大丈夫です。
例文
- アメリカ式
The party will start at 7pm on Monday, March 26, 2018.
パーティーは2018年3月26日月曜日午後7時から始まる。
- イギリス式
The party will be held on Monday, 26 March 2018 from 2pm.
パーティーは2018年3月26日月曜日午後2時から行われる。
「曜日」の省略
英語の文法や書式等のマニュアル本『Gregg Reference Manual』や、AP通信社が6か月ごとに更新している英語の大文字の使い方、略記法、スペル、数字などの表記法や語法をまとめたガイドブック『APスタイルブック』によると、英語の日付表記で「曜日」を省略することはしないようです。
ただ、スペースが限られている場合などには、出版業界では、曜日を次のように省略することもあります。
曜日 | 英語 | 出版業界の諸略表記 | 簡略的な表記 |
日曜日 | Sunday | Sun. | Sun |
月曜日 | Monday | Mon. | Mon |
火曜日 | Tuesday | Tues. | Tue |
水曜日 | Wednesday | Wed. | Wed |
木曜日 | Thursday | Thurs. | Thu |
金曜日 | Friday | Fri. | Fri |
土曜日 | Saturday | Sat. | Sat |
ビジネス関連の書類や表やリストなどでは、英語の「曜日」を簡略的な表記に省略することはよくあります。
「年月」だけの英語表記で「May of 2018」は間違い?!
「年月」の表記はこれ!
September 2018
「年月」だけの英語表記のときは、前置詞もなにも使わずに、「月年」の順番で書きます。
「2018年9月に」という場合には、「in September 2018」という表記をします。
よく前置詞「of」を使って、「in September of 2018」と表記する人がいますが間違いなので注意してくださいね。
September 2018
September of 2018
英語の日付(時間)と場所を書く順番は?
英語表記では「場所+時間」!
日本語では、「時と場所」という表現があるように、「時間」と「場所」を書くときには、「時間」→「場所」の順番で書きますが、英語は、その逆で「場所」→「時間」の順番で書くのが一般的です。
どちらが先か迷ったときは、日本語では「時と場所」。英語では順番が逆になるから「場所」が先!と覚えておきましょう。
例文
The party will be at Tom’s house at 6pm on Monday, March 26, 2018.
パーティーは2018年3月26日月曜日午後6時にトムの家であります。
英語で複数の日付を表記する方法
複数の日付の書き方は、アメリカ式もイギリス式も同じです。
英語で複数の日付を書くときは、「カンマ(,)」でつないで、最後の日の前は「カンマ(,)」ではなく「and」でつなぎます。
連続した日で「同年月」の場合【2日間の場合】
March 26 and 27, 2018
2018年3月26日および27日
「同年月」の場合は、1つ目の日付の「年」と2つ目の日付の「月」を省略できます。
離れている日で「同年」の場合
March 26 and April 4, 2018
2018年3月26日および4月4日
「同年」の場合は、一つ目の日付の「年」は省略できます。
年月の異なる離れている日
1 January 2001 and 22 February 2002
2001年1月1日および2002年2月22日
「年月」が違う場合はすべて書きます。
2日間の場合は、連続した日でも離れた日でも「and」でつなぎます。
離れた日で「同年」、2日間が「同月」の場合【3日間以上の場合】
March 25, April 6 and 7, 2018
2018年3月25日、4月6日および7日
「同年」の場合は最後の日付以外の「年」は省略できます。「同月」の場合は、2つ目の日付以降の「月」を省略できます。
離れた日で最初の2日間が「同年月」の場合
25 and 26 March 2016, and 23 June 2018
2016年3月25日および26日ならびに2018年6月23日
「同年月」の2日間のうち、1つ目の日付の「年月」を省略できます。
連続した日で「同年月」の場合
March 25 through 27, 2018
2018年3月25日から27日まで
「~のはじめから終わりまで」という意味の前置詞「through」を使って日付を表記します。
例文
The band will be in town on tour on 25 through 27 March 2018.
バンドは2018年3月25日から27日までツアーでこの町にいる。
期間をあらわす英語の日付の表記方法
使うのはこれ!
from ~ to (until) ~(~から~まで)
between ~ and ~(~と~の間に)
英語で「~から~まで」と期間をあらわす日付の書き方は、おなじみの「from~to~」または「from~until~」を使います。
期間をあらわす日付の書き方で、ほかにネイティブがよく使うのは「~と~の間に」という意味の「between~and~」を使った書き方です。
「between~and~」を使った書き方でも、日本語では、「~から~まで」と訳します。
例文
Tom will be in Tokyo on tour for a week from March 20 until March 26, 2018.
Tom will be in Tokyo on tour for a week between 20 and 26 March 2018.
トムは東京にツアーで2018年3月20日から3月26日まで一週間いる。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!