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催促する

英語メールで返信を催促!ビジネスでも使える丁寧な表現3選

 

英語でメールを送ったけど返信が来ない。。。やっとの思いで英語メールを送ったのに返信がこないと不安になりますよね。

 

英語のメールに返信がないときに、ビジネスシーンでも使える英語で返信を催促するときの丁寧なフレーズをご紹介します。

 

ビジネスメールでそのまま使える、丁寧な英語の催促メールの例文も最後にご紹介していますので、今回も最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

英語の催促メールの件名はこの3つ!

使うのはこれ!

「Gentle Reminder」ジェントゥル リインダー)

「Reminder」(リインダー)

「Urgent」ージェント)

 

 

英語で催促メールを送るときは、あなたが相手に送ったメールをGmailやOutlookのメーラーで表示させ、「転送」または「返信」ボタンをクリックします。

 

そうすると、相手に送ったもとのメールの件名の前に、「Fw:」(「転送」をクリックした場合)か「Re:」(「返信」をクリックした場合)が表示されます。




「Fw:」または「Re:」を削除して、分かりやすく「[]」で囲って、「[Gentle Reminder]」、「[Reminder]」、「[Urgent]」のいずれかを入力するのが、ビジネスシーンでは一般的です。

 

[Gentle Reminder]+相手に送ったメールの件名

「ご多用中申し訳ありませんが、ご確認願います」 丁寧さ「高」

 

「Gentle Reminder」は、そろそろお返事をいただいてもいい頃なんだけど、返信がない。。。というときに使います。

 

「Reminder」(リインダー)は、「~(人)に思い出させる」「~(人)に気付かせる」という意味の他動詞「remind」(リインドゥ)の名詞で、「催促状」「リマインダー」という意味です。

 

「Gentle」ジェントゥル)は、「優しい」「穏やかな」という意味の形容詞です。

 

「Gentle」を「Reminder」の前につけることで、「ご多用中のところ申し訳ありませんが」というニュアンスになります。

 

社内での催促メールの場合や、友人などの親しい間柄の人に対する催促であれば、「Gentle」の代わりに「友好的な」という意味の形容詞「Friendly」(フンドゥリィ)をつけることも可能です。




英語の催促メールの件名にそえるフレーズとして、一番おすすめなのがこの「Gentle Reminder」です。

 

[Reminder]+相手に送ったメールの件名

「ご確認ください」 丁寧さ「中~低」

 

「Reminder」は、もうとっくにお返事をいただいていてもいい頃なんだけど、返信がまだない。。。というときに使います。

 

「Reminder」を英語の催促メールの件名につけると、「ちゃんと覚えてる?!?」といったニュアンスになるので、ビジネスメールで使うことはあまりおすすめできません。

 

[Urgent]+相手に送ったメールの件名

「至急ご確認ください」 丁寧さ「低」

 

「Urgent」ージェント)は、「緊急の」「差し迫った」という意味の形容詞です。

 

至急対応してもらいたい件に関するメールの件名に使われます。




ただ、ビジネスシーンでは、相手に至急の対応を求めることは基本的には失礼にあたるので、期限までに相手から返信がなかった場合でも、「Urgent」ではなく「Reminder」を使うことをおすすめします。

 

英語の催促メールで使うフレーズはこの3つ!

使うのはこれ!

「follow up on~」

ファロゥ ップ ン)

「revert on~」

(リヴァートゥ ン)

「have any updates on~」

ニー ップデイツ ン)

 

メールの返信がないときに、英語で催促のメールを送るときにネイティブがよく使う表現は上の3つのフレーズです。この3つだけ覚えておけば十分です。

 

follow up on~

「~について処理する」「~に取り組む」

ファロゥ ップ ン)

 

「follow」ファロゥ)は、「あとに続く」という意味の自動詞(他動詞もあります)です。

 

「follow」のうしろに、「up」(ップ)がついて「follow up」になると、「処理する」「取り組む」という意味になります。




「up」は、「上に」「上の方へ」という意味の副詞でおなじみですが、動詞と結びついて「~し尽くす」(※例「eat up」(食べつくす))という意味もあります。

 

「on」は、「~に接して」「~の上に」という意味の前置詞でおなじみですが、「~について」「~に関して」という意味でもとてもよく使われます。

 

例文

Please follow up on the matter in the email below before 3pm tomorrow.

下記メールに書かれている件について明日の午後3時までにご確認ください

 

revert on~

「~について返信する」

(リヴァートゥ ン)

 

「revert」(リヴァートゥ)は、「戻る」という意味の自動詞(他動詞もあります)ですが、英語のメールで使われるときは、「返信する」という意味でとてもよく使われます。

 

「revert」の代わりに、「revert」と同じ意味のイディオム「get back」ット ック)を使うことも可能です。




自動詞なので、「私宛に返信ください」というときは、前置詞「to」を使って、「revert to me」、「当社宛に返信ください」というときは「revert to us」という表現になります。

 

例文

Could you please revert to us on the status concerning the email below by noon this Friday?

下記メールに関する状況について今週金曜日の正午までにご返信ください

 

Please get back to me on the matters referred to in the email below by COB today.

下記メールに記載されている件について本日の就業時間終了までに返信してください

*COB: close of business 就業時間終了

 

have any updates on~?

「~について進展がある」

ニー ップデイツ ン)

 

「update」ップデイト)は、「更新情報」という意味の名詞です。

 

英語で「Do you have any updates?」ドゥ ニー ップデイツ)というと、「何か進展はありますか」という意味になります。




ちなみに、「Do you have any updates?」は、直訳すると、「あなたは(do you)」「何か新しい情報を(any updates)」「お持ちですか(have)」という意味になります。

 

「have any updates」を使った表現は、相手にやんわりと、「ちゃんと確認してくれていますか?」と催促するときに使えるとても便利なフレーズです。

 

例文

Please let me know if you have any updates on this matter.

この件に関して何か新しい情報があればお知らせください。

 

ビジネスで使える丁寧な英語の催促フレーズはこの3つ!

使うのはこれ!

「I would appreciate it if you could~」

ッド アプーシエイトゥ ット ッド) 

 

「I would be grateful if you could~」

ッド ー グイトフル ッド)

 

「I was wondering if you could~」

ンダリング ッド)

 

 

英語メールで、ビジネスでも使える丁寧な催促をするときは、上の3つのフレーズを使うのがおすすめです。

 

先ほど、催促メールのフレーズでご紹介した例文のように、「Please」や「Could you~?」を使った表現は、日常的にメールのやり取りをしている取引先やお客さんで信頼関係が十分築けていない限り、ビジネスメールで使うのはおすすめしません

 

「Please」や「Could you~?」を使った表現や、ビジネスでも使える丁寧な英語表現については、こちらの記事で詳しく解説しています。

 

ビジネスメールで日常的に使う表現と注意事項がまとめてありますので、まだお読みになっていなければ、ぜひ、先にお読みくださいね。

 

 

ここでは、『英語の催促メールで使うフレーズはこの3つ!』でご紹介した3つのフレーズを使った例文をご紹介します。

 

I would appreciate it if you could~

「~していただけますと幸いです」

 

 

「follow up」を使った例文

 

I would appreciate it if you could follow up on the matter in the email below before 3pm tomorrow.

下記メールに書かれている件につきまして明日の午後3時までにご確認いただけますと幸いです




「revert」を使った例文

 

We would appreciate it if you could revert to us on the status concerning the email below by noon this Friday.

 

下記メールに関する状況につきまして今週金曜日の正午までにご返信いただけますと幸いです

 

I would appreciate it if you could get back to me on the matters referred to in the email below by COB today.

 

下記メールに記載されている件につきまして本日の就業時間終了までにご返信いただけますと幸いです

 

「updates」を使った例文

 

We would appreciate it if you could let me know any updates on this matter before next Monday morning.

 

この件に関して来週月曜日の朝までに何か新しい情報をお知らせいただけますと幸いです




I would be grateful if you could~

「~していただけますと幸いです」

 

 

「follow up」を使った例文

 

I would be grateful if you could follow up on the matter in the email below some time within next week.

下記メールに書かれている件につきまして今週中にご確認いただけますと幸いです

 

「revert」を使った例文

 

We would be grateful if you could revert to us on your availability for the meeting suggested in my email below by noon tomorrow.

 

下記メールでご提案させていただいた会議のご都合について、明日の正午までにご返信いただけますと幸いです

 

I would be grateful if you could get back to me on the matters referred to in my email below by COB today.

 

下記メールに記載されている件につきまして本日の就業時間終了までにご返信いただけますと幸いです




「updates」を使った例文

 

We would be grateful if you could let us know any updates on this matter by the end of this week.

 

この件に関する進展について、今週中にお知らせいただけますと幸いです

 

I was wondering if you could~

「~していただけますでしょうか」

 

 

「wondering」を使った表現は、「if you could~」のほかに、「if you had a chance to~」を使って、「~するお時間はありましたでしょうか」という表現をすることもできます。

 

ただし、「if you had a chance to~」は、自分宛の返信を催促する意味で使われる「revert」とは一緒には使えません。

 

「if you had a chance to revert」は、「返信するお時間はありましたでしょうか」という意味になります。

 

自分宛に返信がなかったからメールを再送しているので、この表現はおかしいですよね。

 

自分宛ではなく、他の人に返信する時間があったかどうか確認するときには、もちろん一緒につかうことができます。

 

例文

I was wondering if you had a chance to revert to Mr. Specter on your availability for the meeting next Monday.

 

来週月曜日の会議のご都合について、スペクター氏にご返信いただくお時間はありましたでしょうか

 

 

「follow up」を使った例文

 

I was wondering if you could follow up on the matter in the email below before 3pm tomorrow.

 

下記メールに書かれている件につきまして明日の午後3時までにご確認いただけますでしょうか

 

I was wondering if you had a chance to follow up on the matter referred to in my email below.

 

下記メールにて言及しております件についてご確認いただくお時間はありましたでしょうか




「revert」を使った例文

 

We were wondering if you could revert to us on your availability for the meeting suggested in my email below by noon tomorrow.

 

下記メールでご提案させていただいた会議のご都合について、明日の正午までにご返信いただけますでしょうか

 

I was wondering if you could get back to me on the matters referred to in my email below by COB today.

 

下記メールに記載されている件につきまして本日の就業時間終了までにご返信いただけますでしょうか

 

「updates」を使った例文

 

We were wondering if you could let us know any updates on this matter.

この件に関する進展についてお知らせいただけますでしょうか

 

We were wondering if you had a chance to see if there is any update on this matter.

この件に関して進展があるかご確認いただくお時間はありましたでしょうか




英語の催促メールの書き出し「催促して申し訳ありません」

使うのはこれ!

「I’m sorry for chasing」

イム ーリー フォチェイシング)

 

「I apologize for the urgency」

イ アロジャイズ フォー ジ  ージェンスィー)

 

 

英語の催促メールでも、特にビジネスメールでは、いきなり単刀直入に催促するのはタブーです。

 

催促のメールで枕詞として一般的によく使われるのは、「I’m sorry for chasing」です。

 

「chase」チェイス)は、「追いかける」という意味の自動詞(他動詞もあります)です。

 

「I’m sorry for chasing」は、直訳すると、「追いかけ回して申し訳ありません」という意味で、催促するメールの前置きとして「催促して申し訳ありません」という意味でとてもよく使われます。

 

また、別の表現としては、「しつこさ」「強引さ」という意味の名詞「urgency」ージェンスィー)を使った「I apologize for the urgency」があります。




「I apologize for the urgency」は、直訳すると、「しつこくて申し訳ありません」という意味で、「I’m sorry for chasing」と並んで、催促するメールの前置きとして「催促して申し訳ありません」という意味でよく使われます。

 

丁寧さでいうと、

Sorry for(低)< I’m sorry(中)= Apologies(中)< I apologize(高)

になります。

 

また、「urgency」よりも、「chasing」を使った表現のほうが、カジュアルになります。

 

催促する英語のビジネスメールで使うべき結び

使うのはこれ!

「Your early response is much appreciated」

ーリー スパンス ッチ アプーシエイテッド)

 

「Thank you in advance for your cooperation」

キュン アドンス フォーポレーション)

 

 

英語の催促メールの結びとして、ネイティブにとてもよく使われているフレーズをご紹介しておきます。

 

「Your early response is much appreciated」は、直訳すると、「あなたの素早い返信は(your early response)」「とても(much)」「感謝されます(is appreciated)」という意味で、「お早めにご返信いただけますと幸いです」という意味で使われます。




「response」の代わりに、同じ「返信」という意味の名詞「reply」(リプイ)を使うこともよくあります。

 

また、「much」の代わりに、同じように「とても」という意味の副詞「greatly」(グイトリー)や「highly」イリ―)を使うこともよくあります。

 

「Thank you in advance for your cooperation」は、直訳すると、「あなたのご協力に(your cooperation)」「前もって(in advance)」「お礼申し上げます(thank you)」という意味で、「よろしくお願いいたします」という意味で使われます。

 

この2つの結びのフレーズをメールに書けば、相手を不愉快にさせることなく、催促することができること請け合いです。

 

そのまま使える!丁寧な英語の催促メールの例文

 

ご参考までに、ビジネスでそのまま使える丁寧な英語の催促メールの例文をこちらに記載しておきます。

 

 

Subject: [Gentle Reminder] Proposal on a new deal

件名【ご確認をお願いいたします】新しい取引のご提案

 

Dear Mr. Specter,

スペクター様

 

I’m very sorry for chasing, but I was wondering if you had a chance to follow up on the matters mentioned in my email below.

 

ご多用のところ催促して申し訳ありませんが、下記メールに書かれている件につきましてご確認いただくお時間はありましたでしょうか

 

I would be grateful if you could revert to me on these matters some time within this week.

 

本件につきまして、今週中にご返信いただけますと幸いです

 

Your early response will be greatly appreciated.

 

お早めにご返信いただけますと大変助かります

 

Thank you very much in advance for your cooperation.

 

どうぞよろしくお願いいたします

 

Best regards,

拝啓

 

Tom

トム



英語のビジネスメールで「as soon as possible」 は失礼?!

すぐに対応してほしいときに使うのはこれ!

「at your earliest convenience」

ットーリエスト コンヴィーニァンス)

 

 

英語で催促するビジネスメールを書くときは、なるべく締め切りの期日を相手に伝えるようにすることが最低限のマナーです。

 

また、やむを得ず、至急の対応をお願いする場合であっても、「可能な限り早く」という意味の「as soon as possible」を使うのは、相手への配慮を欠いた表現として、英語のビジネスメールではタブーとされています。

 

英語のビジネスメールで「as soon as possible」の代わりに使うフレーズは、「あなたのご都合がつき次第」という意味の「at your earliest convenience」です。

 

「convenience」(コンヴィーニァンス)は、「好都合」という意味の名詞です。

 

「earliest」ーリエスト)は、「早い」という意味の形容詞「early」の最上級で、「一番早い」という意味です。

 

「at your earliest convenience」は、直訳すると、「あなたの都合がつく時間で一番早いときに」という意味です。




相手から返信がなくてどんなに急いでいても、間違っても、相手への配慮を欠くような表現はしないように注意したいですね。

 

以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

今後、取り上げて欲しい表現等がありましたら、お問合せフォームからぜひお送りくださいね。