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カレンダー月

【保存版】英語の月の短縮、省略一覧と由来を知って簡単暗記!

 

英語の月名を覚えるのに苦労したことはありませんか?英語の月名は由来を知れば簡単に覚えられます。

 

ということで、今回は英語のカレンダー月の由来と、カレンダーなどでよく用いられている短縮表記、省略形の書き方の決まりについての解説です。

カレンダーの月は英語でなんて言う?

 

 

カレンダーの「」を英語では monthンス)、複数形は monthsンズ)と言います。

 

月は英語では、固有名詞です。そのため、月の始めの文字はすべて、January のように大文字で書き始めます。日本語では「1月」と、数字を使って書きますが、英語では数字を使って表すことはありません

 

中学生の時に暗記してテストに出たことを思い出される方もいらっしゃるのではないでしょうか?なかなかスペルが覚えれなかったことありませんか?



カレンダーの英語の月名の由来は?月名の簡単な覚え方

 

カレンダーの英語の月名の由来を知ることで、月名を覚えるのに役立ちます。

 

英語の月名はいったいどこから名前が付いたのでしょう?英語はローマ時代に使われていたラテン語の影響をとても強く受けています。

 

そのため、1月~6月はローマ神話に由来しています。7月と8月は古代ローマの軍人と皇帝の名前9月~12月はラテン語に由来しています。

 

 1月 Januaryの由来

1月Januaryの由来はローマ神話の門の神ヤヌス!

引用元ウィキペディア 前後に顔を持ち門を守護する神ヤヌス(1月の守護神)

 

1月を表す英語「January」ジャニュエリィ)は、ローマ神話の門の神ヤヌス(Janus)に由来するといわれています。

 

英語では「ja」の発音は「ジャ」になりますが、英語の語源になっているラテン語では「ja」の発音は「ヤ」になります。なので、門の神の名前は、ジャヌスではなく、ヤヌスになっています。

 

この門の神ヤヌスは、物事の始まりと終わりをつかさどる神とされていましたが、その理由は、古代ローマでは、軍隊が出陣、帰還するときには、ヤヌスを祭った門を通る習慣があったことが由来とされています。



 2月 Februaryの由来

2月Februaryの由来はローマ神話の月の神フェブルウス!

引用元thesupercargo.com 戦死者の魂と戦争の罪を清める慰霊祭の神フェブルウス

 

2月を表す英語「February」フェビュアリィ)は、ローマ神話の月の神フェブルウス(Februus)に由来するといわれています。

 

この月の神フェブルウスは、古代ローマで毎年2月に行われていた戦死者の魂と戦争の罪を清める慰霊祭である清めの儀式Februaをつかさどる神とされていました。

 

2月は古代ローマでは「罪滅ぼしの月」とされていたことが由来になっています。

 

 3月 Marchの由来

3月Marchの由来はローマ神話の軍神マルス!

引用元ウィキペディア 戦と農耕の守護神マルス

 

3月を表す英語「March」ーチ)は、ローマ神話の軍神マルス(Mars)に由来するとされています。

 

3月は古代ローマでは一年の始まりの月でした。新年の始まりであった3月は軍事行動の始まりの月だったことから、3月は、この軍神マルス(Mars)がつかさどる月とされていました。



 4月 Aprilの由来

4月Aprilの由来はギリシャ神話の美の女神アフロディーテ!

引用元ウィキペディア 美しい4月の象徴、美の女神アフロディーテ

 

4月を表す英語「April」エイプリル)は、ギリシャ神話の美の女神アフロディーテ(Aphrodite)に由来するとされています。

 

4月は花が芽吹いてとても美しい季節ですが、そんな美しさを美の女神アフロディーテに捧げる月としたことが起源といわれています。

 

また別の説では、4月はつぼみ開く季節から、「開く」という意味のラテン語「aprilis」に由来しているともいわれています。

 

 5月 Mayの由来

5月Mayの由来はローマ神話の豊穣の女神マイア!

引用元NAVERまとめ 豊穣の女神マイア

 

5月を表す英語「May」イ)は、ローマ神話の豊穣の女神マイア(Maius)に由来するとされています。

 

5月は芽吹いた草花に実がつき始める季節ですが、豊穣を祈願する生贄を捧げる月とされ、繁殖、成長の女神マイアがつかさどる月とされていました。

 

 6月 Juneの由来

6月Juneの由来はローマ神話の結婚の女神ユノ!

女性の結婚と出産をつかさどる女神ユノ

 

6月を表す英語「June」ジューン)は、ローマ神話で女性の結婚や出産を守護する女神ユノ(Juno)に由来するとされています。

 

日本でも6月はジューンブライド(6月の花嫁)といって、6月に結婚をすると幸せになれるという欧米の習慣にならって6月に挙式するカップルが多いですが、それは6月が女性の結婚生活を守護する女神ユノがつかさどる月とされていることにちなんでいます。

 

女神ユノは、主神ジュピター(Jupiter)の妻です。



 7月 Julyの由来

7月Julyの由来はローマの軍人、政治家ジュリアス・シーザー!

引用元ウィキペディア ユリウス暦を制定したローマの軍人、政治家ジュリアス・シーザー

 

7月を表す英語「July」(ジュイ)は、ローマの軍人、政治家ジュリアス・シーザー(Julius Caesar)に由来するとされています。

 

ジュリアス・シーザーは英語読みで、ラテン語読みではユリウス・カエサルになります。

 

ジュリアス・シーザーは古代ローマ暦を改めユリウス暦を制定し、自分の誕生月に自分の名前Juliusをつけたことが英語の7月の起源とされています。

 

まさしく王様のしそうなことですね笑

 

 8月 Augustの由来

8月Augustの由来は初代ローマ皇帝アウグストゥス!

引用元ウィキペディア 初代ローマ皇帝アウグストゥス

 

8月を表す英語「August」ーガストゥ)は、初代ローマ皇帝アウグストゥス(Augustus)に由来するとされています。

 

この初代皇帝アウグストゥスは、7月Julyの由来となったジュリアス・シーザーの養子で、養父にならって自分の誕生月に自分の名前Augustusをつけたといわれています。



 9月 Septemberの由来

9月Septemberの由来は「7」を意味するラテン語!

 

9月を表す英語「September」(セプンバー)は、数字の「7」を意味するラテン語「septem」に由来するとされいます。

 

つまり、Septemberは「7番目の月」という意味になります。

 

これは、古代ローマでは、3月を一年の始まりの月として考えていたためといわれています。3月から数え始めると、9月は7番目の月になるからですが、ややこしいですよね笑

 

 10月 Octoberの由来

10月Octoberの由来は「8」を意味するラテン語!

 

10月を表す英語「October」(オクーバー)は、数字の「8」を意味するラテン語「octo」に由来するとされています。

 

つまり、Octoberは「8番目の月」という意味です。

 

8つながりでいうと、脚が八本あるタコは英語で「octopus」クトパス)というのも、ラテン語で8を意味する「octo」が由来ですね。

 

 11月 Novemberの由来

11月Novemberの由来は「9」を意味するラテン語!

 

11月を表す英語「November」(ノウヴェンバー)は、数字の「9」を意味する

ラテン語「novem」に由来するとされいます。

 

つまり、Novemberは、3月から数えて「9番目の月」という意味です。



 12月 Decemberの由来

12月Decemberの由来は「10」を意味するラテン語!

 

12月を表す英語「December」(ディンバー)は、数字の「10」を意味する ラテン語「decem」に由来するとされています。

 

つまり、Decemberは、3月から数えて「10番目の月」という意味です。

 

英語の単語の頭につく「dec」がありますが、これは「8」を意味する「octo」と同様に「10」を意味することでよく知られていますよね。

 

たとえば、「decade」(デイド)は、「10年」「10年間」という意味の名詞です。

 

日本語も英語もそうですが、言葉の由来を調べてみるとどれをとっても意味が深く、そのときに作られた言葉の重みが伝わってきます。こうやって「月の由来」を学ぶだけでも当時のローマ時代の様子を思い浮かべることができて、英語の月名もぐっと覚えやすくなりますよね。

 

英語「月」の3文字短縮表記と省略形の書き方一覧

 

英語 正式な略語 簡略的な略語
1月 January Jan. Jan
2月 February Feb. Feb
3月 March Mar
4月 April Apr
5月 May May
6月 June Jun
7月 July Jul
8月 August Aug. Aug
9月 September Sept. Sep
10月 October Oct. Oct
11月 November Nov. Nov
12月 December Dec. Dec




英語の月の短縮表記、省略形の書き方の正式なきまり

 

省略できる月 1月

Jan.

2月

Feb.

8月

Aug.

9月

Sept.

10月

Oct.

11月

Nov.

12月

Dec.

省略できない月 3月

March

4月

April

5月

May

6月

June

7月

July

※正式な短縮表記では、「9月」は3文字ではなく4文字で「Sept.」になります。

 

英語の正式な文法として、英語では、単語を省略したときは、単語の最後に「ピリオド(.)」を必ずつけて略語であることを示します。

 

また、英語の正式な文法では、英語の「月」の表記は全月省略できるわけではありません

 

AP通信社が6か月ごとに更新している英語の大文字の使い方、略記法、スペル、数字などの表記法や語法をまとめたガイドブック『APスタイルブック』によると、表記を省略できる「月」は「1月、2月と8月~12月」だけです。

 

英語で「3月~7月」は、基本的には、表記を省略できません

 

また、「1月、2月と8月~12月」であっても、英語の「月」の表記は、いつでも省略できるわけではありません

 

英語の文法や書式等のマニュアル本『Gregg Reference Manual』によると、「月」だけで表記するときと、「日」を書かずに「年月」だけで表記するときは「月」の表記は省略できません

 

【「月」を省略できない例】

「月」だけのとき

School starts in September.

学校は9月に始まる。

 

「年月」だけのとき

Schools starts in September 2018.

学校は2018年9月に始まる。

 

また、基本的に「月」の表記を省略できるのは、ビジネス関連の書類や、表やリストなどのスペースが限られているときなどに限定されます。

 

ビジネスの書類を作成するときなど、スペースが限られていたり、文字数を統一したいときは正式な省略方法に関係なく、どの「月」も4文字目以降を省略して、3文字目までで表記する場合もよくあります。

 

「月」の場合は、ピリオドがなくても略語であることがすぐにわかるので、正式な省略方法とは関係なく、ビジネスメールや書類などでは、ピリオドを省略する場合もよくあります。



英語の月の短縮表記、省略形の読み方

 

英語の月は短縮表記や省略形で書かれていても、読むときは、省略しない形で読みます。

The meeting will be on Sept. 11.

ザ ミーティング ウィル ビー オン セプテンバー イレブンス

会議は9月11日の予定です。

 

「Sept. 11」と書いてあっても、読むときは省略せずに「September 11th」と読みます。

 

月の省略形については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

 

英語の「月」につける前置詞は?

 

英語の「月」の前には前置詞「in」ン)を使います。

 

例文

We will visit Tokyo in early April next year.

ウィー ウィヴィジットゥ ウキョウ ン ーリー エイプリル クスト アー

私たちは来年4月初めに東京に行く予定です。

 

「月日」になると前置詞は?

 

英語の「月」だけの場合は、使う前置詞は「in」ですが、「月日」になると前置詞は「on」ン)になります。

 

例文

We will visit Tokyo on September 12 this year.

ウィー ウィル ヴィジットゥ トウキョウ オン セプテンバー トゥウェルフス ジス イアー

私たちは今年9月12日に東京に行く予定です。

 

日にちの読み方は、序数になるので、「12日」は「トゥウェルフス」と読みます。

 

日付の読み方についてはこちらの記事に詳しく書いてあります。

 

以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!